2024.6.20クラファンで資金調達!メリット・デメリットを完全ガイドコンサルティングホームページ制作開業相談今回はクラウドファンディング(略称:クラファン)についてです。ここ5年以内でクラウドファンディングって一気に広がりましたよね。新規事業に挑戦する人、商品開発の資金調達をする方、イベントの開催予算を調達する人・・色々な目的と熱い想いを持って挑戦されています。当社でも過去にクラファンに挑戦する方々をサポートさせて頂いた経験があります。サポートではクラウドファンディングのページ制作、パッケージやロゴ制作、そしてクラファン終了後はネットショップの制作もさせて頂きました。今回はクラウドファンディングで資金調達するメリット・デメリットについて解説します。目次1 クラウドファンディングとは?1.1 クラウドファンディングの基本概念1.2 クラウドファンディングの種類と仕組み2 クラウドファンディングのメリット2.1 資金調達の容易さ2.2 市場テストと顧客フィードバック3 クラウドファンディングのデメリット3.1 プロジェクトの公開リスク3.2 コストと時間の負担4 成功するクラウドファンディングのポイント4.1 魅力的なプロジェクトページの作成4.2 効果的なプロモーション戦略5 クラウドファンディングの成功事例と失敗例5.1 成功事例の分析5.2 失敗事例から学ぶことクラウドファンディングとは?メリット・デメリットを解説する前に、まずはクラウドファンディングについて解説します。クラウドファンディングって言葉をよく聞くけど、実際にどんなシステムなの?日本にはどんなクラウドファンディングサービスがあるの?と思う方もいますよね。少し、基本を説明します。クラウドファンディングの基本概念クラウドファンディングとは、多くの人々から少額の資金を集め、プロジェクトやビジネスを立ち上げるための資金調達方法です。インターネットを活用して広範な支援者を募るこの方法は、個人から企業まで多岐にわたるプロジェクトに利用されています。クラウドファンディングは、従来の融資や投資とは異なり、支援者がプロジェクトの成否に対して直接的な関心を持つことが特徴です。関心があるサービス・事業に参加することができ、応援するサポーターになる感じです。クラウドファンディングの種類と仕組みクラウドファンディングにはいくつかの種類があります。代表的なものとして、リターン型、寄付型、投資型の3つが挙げられます。リターン型は支援者に対して製品やサービスを提供する形式で、製品の試作品や限定アイテムがリターンとして用意されます。寄付型は純粋な支援を目的とし、社会貢献活動や慈善事業に多く見られます。投資型は金銭的なリターンを期待する形式で、株式や債券などの金融商品としての側面があります。それぞれの仕組みと特徴を理解することで、自分に合ったクラウドファンディングの利用方法を見つけることができます。下記が日本国内の主なクラウドファンディングサービスです。サイト名種類主な特徴Makuakeリターン型製品やサービスの先行販売を目的としたプロジェクトが多い。新商品のテストマーケティングに適している。https://www.makuake.com/CAMPFIREリターン型多様なプロジェクトが登録されており、クリエイティブから社会貢献まで幅広いジャンルを扱う。手数料が比較的低い。https://camp-fire.jp/Readyfor寄付型社会貢献プロジェクトやNPO向けのプラットフォーム。寄付型クラウドファンディングの草分け的存在。https://readyfor.jp/Kibidangoリターン型新商品やガジェットの販売を目的としたプロジェクトが多い。独自の評価システム「キビダンゴ式」を採用。https://kibidango.com/GREEN FUNDINGリターン型高品質なプロジェクトが多く、特にテクノロジーやデザインに強み。Tポイントが使える。https://greenfunding.jp/MotionGalleryリターン型映画やアートプロジェクトに特化。クリエイティブ分野での資金調達に強みがある。https://motion-gallery.net/主なクラウドファンディングサービスクラウドファンディングのメリットクラウドファンディングのメリットを解説します。資金調達の容易さクラウドファンディングの最大のメリットは、資金調達の容易さです。従来の融資や投資のように、厳しい審査を経ることなく、多くの人々から少額ずつの資金を集めることができます。これにより、アイデアやプロジェクトがまだ実績を持たない段階でも資金を得ることが可能になります。また、プロジェクトの詳細や目標金額を明確に示すことで、支援者が自分のペースで判断できる点も魅力です。クラウドファンディングに登録すると選任の担当者が付いてくれるので初心者も安心してスタートすることができます。市場テストと顧客フィードバッククラウドファンディングは、製品やサービスの市場テストとしても非常に有効です。プロジェクトを公開することで、事前に市場の反応を確認し、フィードバックを得ることができます。これにより、製品の改良やターゲット層の再確認ができ、正式な発売前に貴重な情報を収集することができます。また、支援者とのコミュニケーションを通じて、プロジェクトの信頼性を高めることも可能です。銀行や政策金融公庫など金融機関から融資を受けるのも良いですが、商品・サービスが売れるのか?需要があるのか?探ることができます。クラウドファンディングのデメリットプロジェクトの公開リスククラウドファンディングのデメリットの一つに、プロジェクトの公開リスクがあります。プロジェクトを公開することで、アイデアやコンセプトが他人に盗まれるリスクが増加します。また、失敗した場合には、その結果が公に見えるため、企業や個人の信頼性に影響を及ぼす可能性もあります。特に、ビジネスモデルや技術が未完成な場合は、そのリスクを十分に考慮する必要があります。コストと時間の負担クラウドファンディングは、成功するために多大なコストと時間を要します。プロジェクトページの作成やプロモーション、支援者へのリターンの準備など、多くの作業が発生します。これらの作業は、特に初めてクラウドファンディングを利用する人にとっては大きな負担となります。さらに、プロジェクトが成功した場合でも、支援者へのリターンの履行やアフターケアが必要となるため、長期的な視点でのコストと時間の管理が求められます。周りにデザイナー、マーケティングに長けた友人・知り合いが居れば心強いです。後ほど解説しますが、プロジェクトページの作成、プロモーションはクラファンが成功するかキーポイントになります。周りに広告に強い知り合いが居ない場合は、クラファンサポートを行う会社、コンサルタントに相談するのもありかと思います。その際はどこまでサポートしてくれるのか?サポート代はいくらなのか?を聞いて依頼しましょう。成功するクラウドファンディングのポイント魅力的なプロジェクトページの作成成功するクラウドファンディングのためには、魅力的なプロジェクトページを作成することが重要です。まず、プロジェクトの目的や背景を明確にし、支援者に共感を呼び起こすストーリーを伝えることが必要です。また、高品質な画像や動画を使用して視覚的に訴えることも効果的です。プロジェクトの進捗状況や具体的な計画を詳細に説明することで、支援者に信頼感を与えることができます。効果的なプロモーション戦略クラウドファンディングの成功には、効果的なプロモーション戦略も欠かせません。ソーシャルメディアを活用し、プロジェクトの認知度を高めることが重要です。また、メールマーケティングやプレスリリースを通じて、広範な支援者にアプローチすることも効果的です。さらに、既存のコミュニティやネットワークを活用し、初期の支援者を獲得することで、プロジェクトの勢いをつけることができます。最近ではTikTok、インスタグラムをプロモーションに活用するのは必須です。自分の周りに声をかけるのは基本で、より多くの支援を頂くには多くの人に自分のクラファンを見てもらうしかありません。クラウドファンディングの成功事例と失敗例成功事例の分析クラウドファンディングには、多くの成功事例が存在します。例えば、スマートウォッチのPebbleやボードゲームのExploding Kittensなどが代表的です。これらのプロジェクトは、魅力的な製品やサービスを提供し、支援者に対して明確な価値を提示したことで成功を収めました。また、プロモーション活動やコミュニケーションの質も高く、多くの支持を集めることができました。失敗事例から学ぶこと一方、クラウドファンディングには失敗事例も少なくありません。多くの場合、失敗の原因はプロジェクトの準備不足やコミュニケーションの欠如にあります。例えば、プロジェクトページが不十分であったり、目標金額が過大であったりする場合があります。また、支援者へのリターンが不明確だったり、プロジェクトの進捗が滞ったりすることも失敗の要因となります。これらの失敗から学び、事前の準備や計画を徹底することが重要です。クラウドファンディングは、多くの人々から少額の資金を集める資金調達方法であり、リターン型、寄付型、投資型の3つの種類があります。メリットとしては、資金調達の容易さや市場テストと顧客フィードバックの収集が挙げられます。しかし、デメリットとしてプロジェクトの公開リスクやコストと時間の負担も存在します。成功するためには、魅力的なプロジェクトページの作成や効果的なプロモーション戦略が必要です。また、成功事例と失敗事例から学ぶことで、クラウドファンディングの成功確率を高めることができます。しっかりとした準備と計画を持って、クラウドファンディングに挑戦しましょう。記事執筆 デザイン事務所ZoDDo(ゾッド)名古屋を拠点にホームページ制作、看板デザインを始め広告制作を行うデザイン事務所です。WEB・ホームページ制作を自社で制作するので、価格を抑えながらクオリティの高いWEB制作が可能です。WEBマーケティングからSEO対策についても幅広い知見があり、多くの企業やお店、医療機関のWEBコンサルティングを実施しています。 当社について ホームページ制作 制作実績 スタッフブログ 前の記事を見る 次の記事を見る
記事執筆 デザイン事務所ZoDDo(ゾッド)名古屋を拠点にホームページ制作、看板デザインを始め広告制作を行うデザイン事務所です。WEB・ホームページ制作を自社で制作するので、価格を抑えながらクオリティの高いWEB制作が可能です。WEBマーケティングからSEO対策についても幅広い知見があり、多くの企業やお店、医療機関のWEBコンサルティングを実施しています。 当社について ホームページ制作 制作実績 スタッフブログ