2018.10.29「生物の釣り合い」と「人間社会の釣り合い」とっても見にくい図から始まりです。 「生物の釣り合い」って知っていますか?中学生の理科の授業で習う内容です。 肉食動物が増えれば、草食動物が減り、生産者が増える。そして、しばらくすると肉食動物の数が減り、 草食動物が増え始めます・・・そして元のバランスに戻っていくと言う自然界のバランスを説明したものです。唐突に自然界のバランスの話をしていますが、これって人間社会の経済と似てるんだとちょっと思いました。 きっかけは中学校の教科書を見せてもらってる時、そして接骨院・歯科医院の院長とお話をしている時でした。増えすぎた者は次第に減っていく・・・最近は歯科医院や接骨院、クリニックってすごく多いですよね。 医療系に限らず、エステサロンや美容院だって結構多い気がします。 立ってる看板なんてほとんどお医者さんばっかりですからね。(笑)ちょっと走れば歯医者さん、またちょっと走れば歯医者さん・・こんな感じありません? でも、実際にどこも儲かってるわけではありません。(食べるのには困ってないかもしれませんが・・) 同じ歯医者さんや接骨院でも格差って結構あります。美容院やエステの場合は儲かってるお店と儲かってないお店の格差はすごいと思いますが・・・自然界の「生物の釣り合い」と人間社会の「釣り合い」には大きく違う所があります。 それは・・・人間社会は知恵があり、「改善」して釣り合いを壊すことができます。ライバルが多ければ、儲かるように・勝つように動きだす者が現れるわけです。他者に負けないために武装する自然界のように同じ環境、同じ個体ならバランスを取るために釣り合いが起きますが、 人間社会では負けないように知恵を使い、他者に勝ろうとします。 見た目を良くしたり、サービス・商品を改善したり、勝つために動き出します。自然界と同じように衰退するのは「動かなかった者」です。 動いている者は勝って、富の集中が始まります。今はすごく多い歯科医院やクリニックなども、 もう数年すると「勝ち組」と「負け組」がはっきりするような気がします。 前の記事を見る 次の記事を見る