名古屋を拠点にホームページ制作、WEBマーケティングを行う株式会社ZoDDoです。
今回は病院、クリニックが悩まれる評判・口コミ対策についてです。
「最近、うちのクリニックの口コミが気になるな…」
「悪い評価があると、やっぱり新患の足も遠のくのかも…」
そんな不安を抱えていませんか?
開業医にとって、今や評判や口コミは集患に直結する重要な要素です。
そして、その第一線で印象を左右しているのが「WEBサイト」。
ただ作るだけ、ただ情報を載せるだけのホームページでは、信頼も患者さんも集まりません。
この記事では、病院・クリニックのWEBサイトを使って“悪い評判を予防し、良い口コミを増やす”ための戦略を、わかりやすく解説していきます。
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目次
口コミ時代のクリニック経営〜なぜ今、WEB戦略が必要なのか?

いま、患者さんが病院やクリニックを選ぶ際の「基準」は明らかに変わっています。
ひと昔前は、紹介や立地、通いやすさが大きな要素でしたが、今はGoogleのクチコミやSNS、さらには医院のホームページを見て判断する時代です。
実際、ある調査では「はじめて行くクリニックの情報源」として、50%以上の人が「WEB検索」と回答しています。そして、その中でも重視されているのが“クチコミの内容”です。
評価が低い、対応が冷たいなどのネガティブなレビューがあると、それだけで来院の選択肢から外れてしまうことも。
ここで重要になるのが、「口コミの前に出会う情報」です。
つまり、クリニックのホームページです。患者さんは、WEBサイトで「この医院は清潔そうかな」「先生の雰囲気はどうかな」「安心して相談できそうかな」と、第一印象を形成しているのです。
この第一印象がポジティブであれば、多少口コミに気になる点があっても「でも、ここなら大丈夫そう」と思ってもらえる。
逆に、ホームページが古くて使いづらかったり、情報が少なかったりすると、好印象を持ってもらうのは難しくなります。
つまり、今やホームページは、口コミ以上に“印象を操作できる数少ない武器”。
戦略的に活用しない手はありません。
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信頼されるWEBサイトとは?〜患者が安心する5つの要素

では、患者さんに「このクリニックは信頼できそう」と思ってもらえるWEBサイトとは、どのようなものでしょうか?
以下の5つのポイントを押さえることが重要です。
1. 清潔感・見やすさ・わかりやすさ
医療機関のホームページで最も大切なのは「安心感」。そのためには、清潔感のあるデザイン、読みやすいフォント、見やすいレイアウトが基本です。
古いデザインのままだと、それだけで「時代遅れ」「対応も古そう」と思われかねません。
2. 院長の顔が見えるプロフィール
「誰が診てくれるのか」は患者にとって非常に重要なポイントです。
院長先生の顔写真、経歴、診療に対する思いなどをしっかり伝えることで、「この先生なら信頼できそう」という印象につながります。
3. 情報がしっかり整理されている
診療科目、診療時間、アクセス方法、駐車場の有無、設備紹介など、基本的な情報がしっかりまとまっていること。患者は「どんな検査が受けられるのか」「小児対応はあるのか」など、具体的な情報を求めています。
4. 不安解消につながるコンテンツ
「コロナ対策」「よくある質問(FAQ)」「初診の流れ」など、不安や疑問を事前に解消できる情報を載せておくと、患者さんの安心感が格段にアップします。
5. 実績や地域とのつながり
「地域に根ざした医療」をアピールするには、地域イベントへの参加や医療講演の実績、地元企業との連携なども紹介しておくと良いでしょう。信頼と親近感の両方を得られます。
これらをきちんと設計することで、「このクリニックはしっかりしてる」「感じがいい」と思ってもらえるWEBサイトが実現できます。
ネガティブな口コミを防ぐ仕組み作り

「悪い口コミが投稿されてしまった…」
そんな事態を未然に防ぐには、ホームページでの情報発信がカギになります。
クレームの多くは「誤解」から生まれる
例えば「診療が遅い」というクレーム。実際には「予約制」「時間がかかる検査内容」など理由があるのに、それが事前に伝わっていないことで不満が生じます。
WEBサイトで、「当院は丁寧な診察のため時間がかかる場合があります」など、患者が納得できるような説明がされていれば、印象はまるで変わるのです。
診療の流れや方針を“可視化”する
「初診から検査・治療までの流れ」「診療方針や説明のタイミング」など、あらかじめ見える形にしておくことで、患者さんの不安や誤解を防ぐことができます。
医療機関の価値観や姿勢を明示する
例えば「待ち時間が長いけど診察はとても丁寧」というスタイルの医院は、WEBでその旨をしっかり伝えることが大切です。
そうすれば、「丁寧な診療を望む人」にとってはプラスの評価に変わります。
クレーム対応ページも一案
万が一悪い口コミが発生した場合に備え、苦情窓口や連絡先を明示しておくことで、「表に出る前に連絡してもらえる」仕組みを作ることも可能です。
良い評判を自然に増やすホームページ運用法
「良い口コミが増えない…」と悩む方も多いですが、これにはコツがあります。
それは、来院後の満足感を“目に見える形”にすることです。
患者さんの“声”を丁寧に扱う
診察後に「ありがとうございました」「丁寧で安心できました」と言われたら、その声をWEBに反映しましょう。
患者さんの声ページやGoogleレビューに掲載することで、信頼感が広がります。
口コミを集める仕組みをつくる
LINE公式アカウントや予約システム、診察後に送るお礼メールなどを通じて、「よければご感想をお聞かせください」と声をかけることも有効です。
過度なお願いは逆効果ですが、自然な誘導なら嫌がられません。
患者ストーリーや事例紹介
実際の症例や、感謝の声を“ストーリー仕立て”で紹介すると、温かみが伝わりやすく、他の患者の安心感にもつながります。
SEOとの連携
「○○市 整形外科 口コミ」などの検索キーワードで上位表示されるよう、ページ内に自然にキーワードを盛り込み、コンテンツを更新していくことも大切です。
ホームページを“資産”に変えるために〜プロの力を借りる判断基準

WEBサイトは、放っておくと“古びた看板”になってしまいます。
だからこそ、定期的な見直しと、必要に応じたプロのサポートが重要です。
リニューアルの目安とは?
・開業から3年以上経過
・スマホ対応が不十分
・診療内容が変わった
・口コミで悪印象がある
こんな場合は、ホームページを見直すタイミングかもしれません。
自作とプロ制作の差
自作では時間やスキルの制約があり、医療法や広告ガイドラインにも注意が必要です。プロに依頼すれば、法規対応はもちろん、信頼されるデザイン・文章・構成を総合的に整えてくれます。
WEBコンサルの役割
単にサイトを作るだけでなく、どう運用し、どこを改善すべきかまでアドバイスしてくれるのがWEBコンサルです。評判を改善し、集患につなげる施策を伴走してくれるパートナーとも言えます。
成功・失敗の分かれ道
「院長の想いが反映されている」
「定期更新がされている」
「レビュー対策もされている」
こうした医院は評判が良くなる一方で、「放置されたまま」「アクセスしても情報が少ない」医院は集患が落ちる傾向にあります。
「もう少し、患者さんに選ばれるクリニックにしたい」
そう感じた時が、WEB戦略を見直す最大のチャンスです。
口コミに強い医院を作るWEB対策総まとめ
口コミや評判は、クリニックにとって生命線のひとつです。
そして、WEBサイトはその第一印象をコントロールできる貴重な“情報発信の拠点”。
清潔感あるデザイン、院長の顔が見える構成、わかりやすい診療案内など、小さな工夫の積み重ねで信頼感は大きく変わります。
さらに、患者さんの声を積極的に活用し、悪い口コミを未然に防ぐ情報設計を行うことで、WEBサイトは“信頼の資産”へと成長します。
「うちの医院も見直す時期かも…」と感じたら、まずは現状のホームページを見直してみましょう。
そして、必要があればプロによるリニューアルやコンサルティングを検討するのも、次の一手かもしれません。