
「Googleマップに店舗情報は載せてるけど、投稿機能って何?」と思っていませんか?
実は、Googleマイビジネスの投稿機能を使いこなすことで、検索結果に差が出るだけでなく、見込み客の来店・問い合わせにも大きく影響します。
この記事では、10年以上のWEBマーケティング実績がある当社が、投稿機能の基本から投稿内容のコツ、さらに集客につながる活用法までを、広報担当者やビジネスオーナー向けにわかりやすく解説します。
これを読めば、Googleマイビジネスの「投稿」が単なるお知らせではないことがきっとわかるはずです!
参考サイト
WEB集客を実現するホームページ制作とは?目次
Googleマイビジネスの「投稿機能」ってどんなもの?

Googleマイビジネスは「地図に表示されるツール」と思われがちですが、実はそれだけではありません。ビジネスの魅力や最新情報を直接Google検索に表示できる、強力な情報発信ツールでもあるんです。
その中でも特に注目したいのが「投稿機能」。
これは、Google検索結果やGoogleマップに表示されるビジネスプロフィール内で、画像やテキスト、リンクなどを使って情報を発信できる機能です。
つまり、「検索画面に直接、あなたの“お知らせ”を載せられる」イメージ。
SNSと違い、Google検索という“今すぐ情報を探しているユーザー”に直接リーチできるのが、大きなメリットです。
投稿には主に以下の種類があります:
- 最新情報:営業時間の変更、メニュー追加、会社からのお知らせなど
- イベント:セミナー、セール、体験会などの告知
- 特典:クーポン情報、期間限定キャンペーンなど
- 商品:新商品や人気商品の紹介、写真付きで掲載
- COVID-19関連情報:感染症対策、営業状況の変更点(※現在は縮小傾向)
これらの投稿は、ユーザーが「地域名+業種名」で検索した際に、ビジネス情報のすぐ下に目立つ形で表示されます。
たとえば「渋谷 整体院」と検索されたときに、「今週限定クーポン配布中!」といった投稿が、検索画面に直接現れるわけです。
しかもこの機能は無料で利用可能。
スマホやPCから簡単に投稿でき、リンク付きボタン(例:「予約」「詳細をみる」など)も設置できます。SNSよりも投稿が埋もれにくく、検索意図に合致した“今まさに探している人”に届くのが、Googleマイビジネスの投稿機能の強みです。
「最新情報はホームページに書いたからOK」では、正直もう遅いかもしれません。
“検索の瞬間”に届く情報発信こそが、今の集客には求められているのです。
多くの企業・お店が営業時間・住所のみしか使っていない
企業やお店からWEB集客・WEBマーケティングのご相談をいただき、Googleマイビジネスを使っているか聞いてみると、多くの方が住所・電話番号の編集のみで終わっています。
Googleマイビジネスにはビジネス情報以外にも、多くの希望があるので勿体無いな・・と言うシーンがよくあります。
投稿機能の集客効果とは?なぜ今注目されているのか

「投稿しても、本当に効果があるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
ですが、Googleマイビジネスの投稿機能は見込み客との“出会いのチャンス”を大きく広げる武器なんです。
まず、最大のメリットは検索結果の中で目立つこと。
たとえばユーザーが「◯◯市 カフェ」と検索したとき、マップの下に表示されるビジネスプロフィールに、投稿した内容が写真付きで表示されます。
この見た目のインパクトが、競合と大きく差をつけるポイント。
そして、検索意図とマッチすればするほど、投稿がクリックされる確率が高くなり、公式サイトや予約ページへの導線として機能します。
つまり、「検索→プロフィール閲覧→投稿経由で行動」という流れが自然に生まれるのです。
さらに、この投稿機能はローカルSEOにも好影響を与えるとされています。Googleはユーザーにとって有益な情報を評価する傾向があるため、定期的な投稿があるアクティブなビジネスは、検索順位においても有利になる場合があります。
実際、「投稿を始めてから予約が増えた」「検索からの流入が安定してきた」といった声も多く、特に以下のような業種では顕著な効果が見られます。
- 美容室・エステなどの予約型ビジネス
- 飲食店やカフェなど、頻繁に新情報を出せる店舗
- 医療機関や整体院など、信頼感が求められる業種
- 学習塾・習い事など、親世代が検索で比較するサービス
つまり投稿は「単なる告知」ではなく、“検索ユーザーを顧客へ導く入り口”として機能するのです。
今、なぜ注目されているのか──その答えは明確です。
SNSよりも即効性があり、ホームページよりも検索結果に近い場所で情報発信ができる。
それがGoogleマイビジネスの投稿機能だからです。
どんな内容を投稿すれば効果的?実例とコツ
「投稿って何を書けばいいの?」「毎回ネタを考えるのが大変そう…」そんな不安、ありますよね。
でもご安心を。
Googleマイビジネスの投稿は、“気軽に書けて、でも効果が出る”内容づくりのコツさえ押さえておけば、誰でも簡単に活用できます。
まず大前提として、投稿は“写真+短い説明+リンクやボタン”で構成されるのが基本スタイル。そのため、SNSのように長文を書く必要はありません。
投稿内容で意識したいポイントは次の4つ
- 目を引く写真やビジュアル
→ 画質の良い画像、わかりやすいチラシ画像、商品写真などが効果的です。サイズは1200×900px程度が理想。 - シンプルで読みやすい文章
→「7月限定!かき氷全品100円引き」「初診予約、WebからOK」など、ひと目で伝わるキャッチが重要。 - 明確なCTA(行動を促す文言)
→「今すぐ予約」「詳細を見る」など、次のアクションに誘導する言葉を投稿内・ボタンで使いましょう。 - リンクボタンの設置
→「予約する」「注文」「申し込む」など、投稿の種類に応じてリンクボタンを設置できます。
【業種別】効果的な投稿の例
- 飲食店:「今週のおすすめランチを更新!写真付きで毎週投稿」
- 美容室:「新しいスタイリストが入りました。施術風景と一緒に紹介」
- 整体・整骨院:「期間限定、初回無料キャンペーン実施中」
- 学習塾・スクール:「夏期講習の募集スタート。定員あり!」
投稿に使う画像のデザインも意外と重要!
目立つ投稿にするには、写真だけでなく“ミニポスター風”の画像を使うのも効果的です。
無料のデザインツール(例:Canva)を使えば、テンプレートから簡単におしゃれな投稿画像を作れます。
- 「メニュー表」「料金表」を画像にする
- 「イベント情報」をチラシ風にする
- 予約・LINE登録への誘導を目立つボタン風に配置
ちょっとの工夫で、“ただの情報”が“伝わる情報”に変わります。
投稿のコツを掴むと、「何を投稿すればいいのか」よりも、「これも載せたい、あれも伝えたい」と感じるようになるはず。
投稿は“検索画面にあるもう一つの看板”。
そう思って、あなたのビジネスの魅力をどんどん届けていきましょう!
投稿の成果をどう測る?便利な分析機能の使い方
「投稿を頑張ってみたけど、これって意味あるの?」
そう思ったら、次にすべきは「効果の見える化」です。
Googleマイビジネス(現・Googleビジネスプロフィール)には、投稿の反応を把握するための便利な分析機能=インサイト(分析画面)が用意されています。
投稿して放置・・ではなく、必ずアクセス数の確認を行いましょう。
インサイトで確認できる主な項目は以下のとおり
- 投稿の表示回数(何人が投稿を見たか)
- 投稿からのアクション数(予約・リンククリックなど)
- 写真の閲覧数(画像のインパクトが伝わっているか)
- 検索ワード(どんな検索で表示されたか)
これらはGoogleマイビジネスの管理画面(またはスマホアプリ)から簡単に確認できます。
たとえば「週末に投稿した新商品紹介は、表示回数は多いけどリンククリックが少ない…」となれば、「文章が弱いのか、ボタンが目立たないのか?」といった改善ポイントも見えてきます。
“効果的な投稿”を育てるためのKPI設定
ただ数を眺めるだけではもったいない!
投稿には「目標(KPI)」を明確に設定することが大切です。
業種や目的によって変わりますが、以下のような指標が参考になります。
KPI例 | 意図 |
---|---|
表示回数 1,000回/月 | 認知度UPの目標値 |
クリック率 3%以上 | 投稿内容の魅力の目安 |
「予約」ボタンのクリック数 30件/月 | コンバージョン目標 |
投稿頻度 週1回以上 | 鮮度維持・SEO効果 |
投稿の成果はすぐに出るものばかりではありません。
ですが、データを見ながら改善する“PDCAサイクル”を回していくことで、確実に集客効果は高まっていきます。
ちょっとした工夫で変わる!成果改善のポイント
- 表示数が多くても成果が出ない投稿は、「行動を促す言葉」が弱い可能性あり
- 逆に、少数でも反応率が高い投稿は、「お客様に刺さる内容」である可能性大
- 投稿のタイトル・画像を少し変えるだけで、数値が改善するケースも多々あります
分析のクセをつけると、投稿は「出して終わり」ではなく「出して試して伸ばす」武器に進化します。Googleマイビジネスの投稿は、発信と改善を繰り返してこそ、真価を発揮するマーケティングツールです。
よくある失敗と成功パターン|長く続けるためのコツ
「最初は頑張って投稿してたけど、いつの間にか止まってた…」
こういうケース、実はとても多いんです。
Googleマイビジネスの投稿機能をうまく活用するには、“続ける力”と“改善する視点”の両方が欠かせません。
よくある失敗パターン
- ネタ切れになって更新が止まる
→ 投稿内容のバリエーションを知らないまま始めてしまうと、数回で息切れしてしまいます。 - 画像が地味でスルーされる
→ 写真の質や文字の入れ方が悪いと、目に留まらず反応が落ちます。 - 投稿頻度が不定期で信頼感が薄れる
→ 週1回の継続投稿でも十分効果があります。やめずに続けることが信頼感につながります。 - 成果が見えずモチベーションが下がる
→ インサイト(分析画面)を見ないまま投稿していては、何が良かったのか悪かったのかもわかりません。
成功している店舗・企業がやっていること
- テンプレート化・スケジュール化して投稿をルーティンにしている
→ 例:毎週月曜は「今週のおすすめ」、金曜は「イベント告知」など - 投稿の内容を「画像+短文+行動ボタン」で統一してわかりやすくしている
- 予約やアクセスの数字を月ごとにチェックして、投稿の傾向を調整している
- LINEやInstagramなど、他のチャネルと投稿内容を連動させている
→ 同じ内容をコピペするだけでも時短&一貫性が生まれます
長く続けるためのちょっとしたコツ
- スタッフに当番制で担当させると継続しやすい
- 毎回ゼロから考えない。過去投稿のリライトも立派な戦略
- キャンペーンや季節行事に便乗することで投稿のネタが尽きない
投稿機能は、「すぐ効果が出る魔法のツール」ではありません。
でも、“見られる投稿”から“動かす投稿”へと育てていけば、検索経由の来店・問い合わせ数に確実な違いが出てきます。
競合がやっていない今こそチャンス。地道な投稿の積み重ねが、Google検索の中で“選ばれる理由”になります。
まとめ|Googleマイビジネスの投稿機能は“検索から選ばれる”力をくれる
Googleマイビジネスの投稿機能は、単なる「お知らせスペース」ではありません。
Google検索やマップの中で、自分たちのビジネスを“見つけてもらい、選ばれる”ための強力なツールなんです。
投稿には、「最新情報」「イベント」「特典」「商品」などの種類があり、写真と短文だけで手軽に発信できます。しかも、検索結果に直接表示されるため、ホームページやSNSよりも早く、濃いユーザーとつながれる可能性が高いのです。
実際に投稿を続けていくと、見込み客の来店・予約・問い合わせにつながるケースも多く、ローカルSEO(MEO)への好影響も期待できます。
成果を測るためには、Googleの分析機能「インサイト」を活用し、表示回数やクリック数などをしっかりチェック。改善のヒントが数字から見えてきます。
もちろん、続けていく中で「ネタ切れ」や「反応が薄い」と感じることもあるでしょう。
でも、投稿のコツ(写真・文章・CTA)を押さえ、テンプレート化や当番制、過去投稿の活用などの工夫をすれば、無理なく継続できます。
Googleマイビジネスの投稿機能は、“検索の中にある、もう一つの看板”。
誰かがあなたのお店や会社を探したその瞬間に、魅力的な情報を届ける。
それが、この機能の本質です。
Googleマイビジネスは費用が掛からないので、始めるのにコストはかかりません。
きちんと使い続ければ、確かな集客効果というリターンが返ってきます。
「Googleに出てるけど何も投稿してない…」そんな状態は、今日で卒業しましょう!