こんにちは!
名古屋でホームページ制作・WEB制作を行う株式会社ZoDDoです。
WEBの仕事って毎日デスクワークです。パソコン画面を見つめる毎日。
慢性的な悩みになるのが「寝不足」です。
パソコン画面から出るブルーライトが原因なのか分かりませんが、寝つきが悪いのです。
疲れが芯から取れる感じもないので、年々辛くなってきました。
意を決した私は、睡眠のプロと言える枕専門店を営む睡眠カウンセラーにアドバイスを聞きに行ってきました!
目次
短時間で熟睡したい人が増えている理由

「寝ているのに疲れが取れない」「布団に入ってもなかなか眠れない」「睡眠時間は確保しているのに朝スッキリしない」。
こうした悩みを抱える人が急増しています。
現代人の睡眠問題の背景には、以下のような複合的な要因があります。
- スマホ・PCによる脳の過覚醒
- 運動不足による自律神経の乱れ
- 仕事や人間関係のストレス
- 寝る時間が不規則
- 夕方以降のカフェイン摂取
- 睡眠環境の悪さ(光・温度・騒音など)
つまり「寝る時間を増やす」だけでは十分ではありません。
短時間でも“深く眠る”ためには、睡眠の質を高める工夫が必要です。
ここからは、カウンセラーからアドバイスされた、今日からすぐにできる「短時間でも熟睡する方法」「生活習慣で見直すべきポイント」を体系的に解説します。
短時間で熟睡するための基本メカニズム
深い睡眠=ノンレム睡眠が鍵
私たちの睡眠は「レム睡眠(浅い睡眠)」と「ノンレム睡眠(深い睡眠)」が90分周期で入れ替わります。
短時間睡眠で最も大切なのは、「最初の90分の“深さ”」
ここでしっかり熟睡できれば、睡眠全体の質が大きく向上します。
つまり、睡眠時間よりも「入眠直後の深さ」が最重要ポイントです。
入眠直後の熟睡はどうすれば作れる?
入眠直後に深く眠るには、
- 交感神経(緊張)を抑えて副交感神経(リラックス)を優位にする
- 体温リズムを整えて“自然な眠気”を引き出す
- 光や音など、睡眠を妨げる要素を排除する
という3つが不可欠です。
短時間で深く眠るための「夜の習慣」

① 寝る90分前の入浴で体温リズムを整える
深い睡眠を生む最大の要因が「体温」です。
人は体温が下がるときに眠気を感じるため、入浴で一度体温を上げておくことが睡眠の質に直結します。
◆ポイント
- 38~40℃のぬるめの湯
- 10〜15分の半身浴
- 寝る90分前に入るとベスト
体温がゆっくり下がり、副交感神経が優位になり、布団に入る頃に自然な眠気が訪れます。
② 画面を見ない「ブルーライト断ち」
スマホやPCの光はブルーライトが強く、脳が昼間だと錯覚します。
◆睡眠前にNGな行動
- SNSを見る
- ニュースを読む
- YouTube・映画を見る
- 仕事メールをチェックする
これらは脳を興奮させ、眠気を吹き飛ばす最強の敵です。
◆最低でも寝る1時間前には「スマホ断ち」
どうしても見てしまう場合は、
- ナイトシフトモード
- 画面の明るさを最低に
- スマホを手の届かない場所へ
これだけでも睡眠の質は劇的に改善します。
③ 寝室の環境を整える

睡眠の環境が悪いと、どれだけ頑張っても深く眠れません。
◆適切な環境
- 室温:18~26℃(理想は20〜22℃)
- 湿度:40〜60%
- 光:真っ暗(アイマスク推奨)
- 音:静か(耳栓推奨)
◆寝具も重要
- 枕:高すぎ/低すぎは自律神経を刺激
- マットレス:硬すぎ/柔らかすぎは寝返りを妨げる
- 布団:重すぎると体がリラックスできない
「寝具への投資はリターンが高い」と言われるほど、睡眠の質に直結します。
④ 就寝前は“脳が喜ぶ”リラックス行動を
以下の行動は副交感神経が優位になり、入眠がスムーズになります。
- 軽いストレッチ
- 深呼吸
- 温かいハーブティー
- アロマ(ラベンダー/ベルガモット)
- コップ一杯のぬるま湯
- 軽い読書(紙の本)
脳をリラックスさせ、「あ、寝ても良いんだ」と信号を送る時間を意識しましょう。
短時間で熟睡するための「生活習慣の改善」

① 朝日を浴びる
朝日を浴びると体内時計が整い、「夜に自然と眠気が来る体」へ変わっていきます。
◆たった5分でOK
- カーテンを開ける
- 外を少し散歩する
- ベランダに出る
光が脳に入り、メラトニン分泌がリセットされます。
② 運動で自律神経を整える
運動不足だと体が“疲れていない”状態になり、夜眠れません。
◆おすすめ運動
- ウォーキング
- スクワット
- ヨガ
- ストレッチ
特に「20〜30分の軽運動」は睡眠の質を大きく向上させます。
③ カフェインを摂る時間を制限する
カフェインの半減期は5〜7時間。
夕方に飲むと、夜になっても体に残っています。
◆ルール
- コーヒー・紅茶・緑茶は 14時まで
- 夜はカフェインレスへ切り替える
睡眠障害で悩む人の多くが「夕方のコーヒー」を無自覚に摂っています。
④ 昼寝は“20分以内”に
昼寝は良い面もありますが、長すぎると夜の寝付きが悪くなります。
◆理想の昼寝
- 20分以内
- 15時まで
- 横にならず椅子に座って仮眠
短時間での昼寝は脳疲労が取れ、夜の睡眠の質も高まります。
眠りを妨げる「NG習慣」
① 寝る直前の激しい運動
運動は良いですが、寝る1〜2時間前の運動は逆効果。
交感神経が優位になり、脳と体が興奮して眠れなくなります。
② アルコールを寝酒にする
「お酒を飲むと眠れる」は誤解です。
- 入眠は早くなる
- しかし途中で眠りが浅くなる
- 夜中に何度も目が覚める
という悪循環を引き起こします。
③ 夕食が遅すぎる
食後は消化にエネルギーが使われ、体が休めません。
◆理想
- 寝る3時間前には夕食を終える
- 腹八分
- 油もの・辛いものを避ける
④ 寝ながらスマホ
最悪の睡眠習慣です。
- 光で脳が興奮
- SNSで感情が刺激される
- 時間を浪費して夜更かし
睡眠のプロが口を揃えて「最もやってはいけない」と言う行動です。
寝つきを良くする「即効テクニック」
① 4-7-8呼吸法(アメリカ睡眠専門家推奨)
- 4秒吸う
- 7秒止める
- 8秒でゆっくり吐く
これを10回繰り返すだけで、副交感神経が強制的に優位になります。
② 寝る前に“明日のタスクを書く”
不安やモヤモヤが残っていると眠れません。
紙に書き出すだけで脳の整理が始まり、安心できます。
③ 身体を一時的に「温める」
- 蒸しタオルを首に
- 温かい飲み物
- 布団乾燥機で軽く温める
体がほぐれ、急激にリラックスモードに入れます。
眠れない原因を取り除く「根本改善」
① ストレスとの向き合い方
不眠の約60%はストレスが原因と言われます。
- スケジュールの見直し
- マルチタスクを減らす
- 人間関係の整理
- 小さな成功体験を積む
睡眠の質=日中の行動の質です。
② 自律神経の乱れを整える
以下が自律神経を乱す典型例:
- 長時間の座りっぱなし
- 生活リズムの乱れ
- 不規則な食事
- 光刺激の多さ
◆整えるための行動
- 朝の光
- 軽い運動
- 深呼吸
- こまめな休息
③ スマホ依存の改善
寝る前のスマホは、睡眠の敵ですが、習慣化してしまっている人は多いです。
◆改善ステップ
- 寝室に持ち込まない
- 別の部屋で充電する
- 模様替えで「スマホ使用ゾーン」と「寝る場所」を分ける
脳がスマホモードと睡眠モードを切り替えやすくなります。
短時間睡眠を成功させる「朝の行動」
① 起きたらすぐカーテンを開ける
光は目覚まし時計よりも強力です。
② コップ1杯の水を飲む
体内リズムが動き出し、代謝がアップします。
③ 朝食は軽めにでも食べる
食事は体内時計をリセットする重要な刺激です。
④ 朝の軽運動で体を起こす
- ストレッチ
- 深呼吸
- ラジオ体操
- 軽い散歩
朝に体を動かすと、夜の入眠がスムーズになります。
質の高い睡眠に役立つアイテム
① アイマスク
光を遮断するだけで深い睡眠が得られやすくなります。
② 耳栓
雑音に敏感な人は必需品。
③ アロマ
- ラベンダー
- カモミール
- ベルガモット
自然と気持ちが落ち着き、眠気を誘います。
④ 軽い毛布
適度な重さは安心感を生み、眠りの質を高めます。
睡眠の質を上げる“日中のマインドセット”
① 完璧な睡眠を求めすぎない
「眠らなきゃ…」という焦りが最も眠れない原因です。
力を抜くことが睡眠の成功に繋がります。
② 日中に意識的に「休憩」を入れる
疲れを溜めすぎると逆に眠れなくなることも。
③ 24時間の生活リズムを整える
睡眠は夜だけの問題ではなく、一日の積み重ねが夜の睡眠を作ります。
まとめ:短時間でも熟睡は「習慣」でつくれる
短時間で熟睡するために大切なのは、以下のポイントです。
◆短時間で熟睡するための要点(まとめ)
● 夜やること
- 入浴は寝る90分前
- スマホ断ち1時間
- 寝室環境を整える
- リラックス習慣を作る
● 日中やること
- 朝日を浴びる
- 軽い運動
- カフェインは14時まで
- ストレスと上手に距離を取る
● 寝る前に避けること
- 寝酒
- 遅い夕食
- 就寝前の激しい運動
- スマホいじり
短時間で熟睡する方法のまとめ
「睡眠の質」は毎日の小さな積み重ねで劇的に変わります。
短時間でも深く眠れるようになると、朝のスッキリ感がまったく違います。
あなたも今日から、睡眠の質を上げる小さな習慣をはじめてみてください。











