
「おい!パソコンの前で寝てるぞ!」先日、上司に注意されました。
最近・・・週2回はこの言葉を言われています。ピンチです。
皆さんは仕事中や運転中に眠気に襲われることはありませんか?
しっかり寝ているはずなのに何故か眠くなってしまう。
仕事に集中できない、運転中に信号待ちでふらっと寝てしまったり・・・。困ったことはありませんか?今回は眠気に勝つ!最強の眠気対策と、眠くなる原因を解説します!
目次
眠気の正体とは?アデノシンと眠気の関係
眠気の正体を知れば、より効果的な対策ができます。
人間の体は 「アデノシン」 という物質を溜め込み、それが脳の活動を抑制することで眠気を感じる仕組みになっています。 (薄毛・抜け毛でもアデノシンって聞きますよね。)
朝から夜にかけてアデノシンが増え続け、一定のレベルに達すると強烈な眠気を引き起こすのです。
しかし、 眠気の原因は睡眠不足だけではありません!
- 血糖値の乱高下 → 昼食後に眠くなるのは、糖分の影響
- 酸素不足 → 呼吸が浅いと脳が酸欠状態になり、眠気を感じやすい
- 光の影響 → スマホやPCのブルーライトが体内時計を狂わせる
これらを防ぐために、 アデノシンの分解を促進する工夫が必要です。
対策が下記になります。
- 短時間の仮眠(パワーナップ) でリセット
- カフェインはアデノシンの働きをブロック して眠気を防ぐ
- 適度な運動 がアデノシンを効率的に分解する
コーヒーだけじゃない!カフェインの正しい活用法

カフェインが眠気に効くことは有名ですよね。
しかし、カフェインは正しく摂取しないと眠気対策に効果的になりません。
1. カフェインの正しい摂取タイミング
カフェインは眠気対策に有効ですが、 摂取のタイミングを間違えると逆効果 になります。
ベストな摂取タイミング
- 朝起きてすぐはNG!
→ 朝一番のコーヒーは体内のコルチゾール分泌を妨げ、逆に疲れやすくなる - 昼食後の眠気対策として最適!
→ 昼12時〜午後2時の間にコーヒーを飲むと、午後の眠気を軽減 - 午後3時以降は控えめに!
→ カフェインの効果は5~6時間持続するため、夜の睡眠に影響を与える可能性あり!
タイミングを間違えると夜の睡眠が浅くなってしまいます。
コーヒー vs エナジードリンク vs 緑茶:どれが最強?
カフェインが含まれる飲料は多々ありますが、最近だとエナジードリンクが有名かもしれません。
コーヒーとエナジードリンク、緑茶・・どれが眠気対策に最強なのか見てみましょう!
飲み物 | カフェイン含有量(100mlあたり) | 特徴 |
---|---|---|
コーヒー | 40mg | 覚醒効果が高く、即効性あり |
エナジードリンク | 30〜80mg | 砂糖が多いため、血糖値の乱高下に注意 |
緑茶 | 20mg | カフェインの持続時間が長く、穏やかな覚醒効果 |
<結論>
即効性ならコーヒー、持続性なら緑茶、エナジードリンクは緊急時のみ推奨!
カフェイン依存に注意!過剰摂取のリスク
カフェインの摂りすぎは、 頭痛、不安感、夜の不眠 につながります。
健康的な摂取目安は 1日400mg以内(コーヒー3〜4杯程度) が理想です。
気をつけなくてはいけないのが、無意識にカフェインを摂取しているケースです。
打ち合わせで出されたコーヒー、移動中に運転しながら飲むコーヒー、家に帰って何気なく飲む緑茶などです。
眠気を吹き飛ばす即効性のある方法
カフェイン摂取以外にも眠気対策がたくさんあります。
健康面も考えれば、カフェイン摂取よりも下記の方法の方が良いかもしれません。
1. 深呼吸&ストレッチの科学的効果
眠気を感じたら 深呼吸 するだけで、脳に酸素が供給され、眠気が軽減されます。
また、 ストレッチ を取り入れることで血流が促進され、リフレッシュ効果があります。
簡単なストレッチ
- 首を左右にゆっくり回す(血流アップ)
- 肩甲骨を動かす(肩こり解消&脳の活性化)
- 足を軽く伸ばす(血流促進)
2. 眠気撃退に効く「ツボ押し」
眠気対策に効くツボを押すだけで、驚くほどスッキリします。
- 合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の間 → 頭がスッキリ
- 百会(ひゃくえ):頭頂部 → 集中力アップ
- 風池(ふうち):後頭部のくぼみ → リラックス&リフレッシュ
3. 「パワーナップ(昼寝)」のススメ
パワーナップとは 15~20分の短い昼寝 のこと。NASAの研究によると、
26分の昼寝で作業効率が34%向上 するというデータも!
理想的な昼寝の方法
- 15〜20分が最適
- 寝る前にコーヒーを飲む(カフェインナップ)
- 目を閉じるだけでもOK!
オススメ記事
筋トレがビジネス・日常生活に与える効果生活習慣から眠気を根本的に改善する
生活習慣と睡眠って密接な関係があるようです。
私も上司に注意を受けてから生活習慣を見直して、①お酒を飲まない ②寝る前にスマホを見ない ③やる事を焦って夜更かししない の3つを心がけて過ごしてみるとぐっすり眠れました。
より効率的な方法を下記にまとめました。
1. 睡眠時間の確保と工夫
忙しいビジネスマンでも、 質の良い睡眠 を確保する工夫が必要。
- 6時間以下の睡眠は「睡眠負債」を生む
- 「90分の倍数」で寝ると目覚めがスッキリ
- 毎日同じ時間に寝る&起きる
2. 質の良い睡眠を得るための習慣
- 就寝1時間前にスマホを見ない(ブルーライト対策)
- 寝る前に軽いストレッチをする
- リラックスできる香り(ラベンダー・カモミール)を活用
3. 「睡眠負債」を溜めないコツ
- 週末に「寝だめ」は逆効果!
- 昼寝をうまく活用
- 朝に日光を浴びると体内時計が整う
最終手段!眠気を感じさせない環境作り
1. オフィスでできる眠気対策
- 「立って仕事をする」(スタンディングデスク)
- デスク周りに観葉植物を置く(リラックス効果)
- 「5分に1回、視線を変える」(目の疲れを防ぐ)
2. 食事で眠気を防ぐ方法
食べるものによっても 眠気の発生 に違いが出ます。
- 避けるべき食べ物
- 白米やパンなど「GI値の高い食品」 → 血糖値の急上昇で眠くなる
- 油っこい食事 → 消化にエネルギーを使い、眠気を引き起こす
- 積極的に摂るべき食べ物
- タンパク質(卵・魚・肉) → 覚醒作用のある成分が豊富
- ナッツ類(アーモンド・クルミ) → 血糖値が安定
3. 「眠くならない働き方」の工夫
- 重要な会議や作業は午前中に済ませる
- こまめに席を立つ(30分ごとに軽く動く)
- 仕事の合間にガムを噛む(咀嚼で脳が活性化)
いかがだったでしょうか?
個人的に生活習慣を見直すことが一番良い結果につながっています。
コーヒーやエナジードリンクでカフェインを摂取するのも良いですが、中毒性があるようでドンドン飲みたくなってしまうので、健康に悪いかなって思います。
眠気が原因で交通事故や大事な仕事で大失敗なんて勿体無いですよね。
今回の記事を参考に眠気対策してみてください。