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2025.5.14

ドメインパワーとは?WEBサイトの強さの見極め方

SEO対策に重要なドメインパワーとは?

名古屋を拠点にホームページ制作、WEB制作を行うデザイン事務所ZoDDoです。
検索順位がなかなか上がらない…そんな悩み、ありませんか?

SEO対策にはさまざまな手法がありますが、見落としがちなのが「ドメインパワー」の存在。
実はこの“見えないチカラ”が、あなたのWEBサイトの検索順位に大きな影響を与えているんです。
本記事では、「ドメインパワーとは何か?」から「どうやって測るの?」「どうやって高めるの?」まで、広報・マーケ担当・WEBライターの方に向けて、わかりやすく解説します。

ドメインパワーとは?そもそもの意味を解説

「ドメインパワーって最近よく聞くけど、なんだか難しそう…」そんなふうに感じていませんか?でも大丈夫。WEB担当者やライターの方でも、ポイントを押さえればすぐに理解できます。

まず、ドメインパワーとは何かというと、あなたのホームページ(ドメイン)が、検索エンジンからどれだけ信頼されているかを数値化した“サイトの強さ”の指標です。検索エンジンは、単にページごとの内容を見るだけではなく、そのページが属している「ドメイン全体」の評価も加味しています。

たとえば、大手メディアのサイトに新しい記事が投稿された場合、内容がそこまで詳しくなくても、検索上位に表示されやすい傾向がありますよね?それは、そのドメイン自体がすでに「信頼されている」からなんです。

この“信頼”を測るのが、ドメインパワー。実際には、次のような要素で評価されます。

  • どれだけ他サイトからリンク(被リンク)をもらっているか
  • リンク元のサイトの信頼性
  • リンクの自然さや関連性
  • サイトの運営年数や更新頻度

つまり、たくさんの“質の高いサイト”から紹介されているWEBサイト=パワーが強いサイトと評価されるわけです。

ここで混同しやすいのが「ドメインレーティング(DR)」という言葉。これはAhrefsというSEOツールが独自に算出している指標で、ドメインパワーの一種とも言えます。
似ているようで、ツールによって呼び名や評価のロジックが違うんですね。

たとえば、Mozというツールでは「ドメインオーソリティ(DA)」という表現もあります。

ですので、「ドメインパワー」という言葉はやや抽象的でツール依存ですが、共通しているのは、自社サイトが“外からどのくらい評価されているか”を見える化できる便利な指標ということです。
では、そのパワーが実際にどれほど検索順位に影響するのか?次のブロックで詳しく見ていきましょう。

ドメインパワーが検索順位に与える影響とは?

「検索順位がなかなか上がらない…」そんなとき、ついコンテンツの質やキーワード選定だけに目が行きがちですよね。でも実は、その裏で大きな影響を与えているのがドメインパワーなんです。

Googleなどの検索エンジンは、ユーザーに信頼できる情報を届けるために、「どのサイトから情報を引っ張ってくるか?」を非常に重視しています。
つまり、「このホームページ自体、信用に足るメディアなのか?」を判断するわけです。
ここで活躍するのが、まさにドメインパワー。

たとえば、AさんとBさんが全く同じ内容の記事を公開したとします。
ただし、Aさんのサイトはパワーが60、Bさんは15。
この場合、検索エンジンは「Aさんのほうが信用できるサイトだな」と判断して、Aさんの記事のほうを上位に表示する可能性が高いのです。

また、ドメインパワーが高いサイトは、新しくアップした記事でもすぐにインデックスされやすく、検索上位に反映されやすいという利点もあります。
逆に、パワーが低いと「良い記事を書いても検索に引っかからない」「そもそもクロールされにくい」といった状態に陥りがちです。

これはつまり、ホームページ全体の“土台”がしっかりしていないと、どんなに魅力的なページを作ってもSEO効果が弱くなるということ。
個別の記事だけで勝負するのではなく、「サイト全体の信頼性=ドメインパワー」を強化することが、結果的にすべてのページの検索順位を底上げしてくれるのです。

ちなみに、Googleが公式に「ドメインパワーを使っている」と明言しているわけではありませんが、数々のSEOデータから「外部リンク(被リンク)やドメインの信頼性が検索順位に強く影響する」ことは、もはや常識となっています。

次のブロックでは、そんなドメインパワーを実際に「どうやって調べるのか?」について、具体的なツールや方法をご紹介します。

ドメインパワーの測定方法とおすすめツール

「ドメインパワーが大事なのは分かった。でも、どうやって測るの?」という疑問をお持ちの方。
ご安心ください。今は、便利なツールを使えば誰でもかんたんに自社サイトのドメインパワーをチェックできます。

ここでは、代表的なツールを3つご紹介しましょう。

1. パワーランクチェックツール(アクセスSEO対策ツールズ)※無料

パワーランクチェックツール

日本語で使える無料ツールの代表格がこれ。URLを入力するだけで、サイトのドメインパワー(パワーランク)をスコア化して表示してくれます。手軽に使えるので、「まず自社の現状を知りたい」という方におすすめです。

メリット:

  • 無料で利用できる
  • 操作がシンプル
  • スコアの目安が日本語で説明されている

デメリット:

  • あくまで独自ロジックでの評価(Google公式のものではない)
  • 詳細な被リンク元の情報までは見られない

2. Ahrefs(エイチレフス)※有料

エイチレフス
Ahrefs

世界中のSEO担当者が愛用している有料ツール。
Ahrefsでは「DR(ドメインレーティング)」という名称でドメインパワーを評価しています。
被リンク元の詳細やその信頼性も可視化できるので、戦略的にリンク獲得を進めたい企業に向いています。

メリット:

  • 被リンクの質・量・リンク元のDRまで見られる
  • 競合比較がしやすい
  • 海外SEOにも強い

デメリット:

  • 月額料金がやや高め(個人利用にはハードルあり)
  • 英語ベースのインターフェース

3. Moz(モズ)※一部無料・有料あり

MOZ

Ahrefsと並ぶ定番ツール。
こちらでは「DA(ドメインオーソリティ)」というスコアでパワーを評価。Chrome拡張機能「MozBar」を使えば、サイトを閲覧しながらDAをチェックできます。無料アカウントでもある程度使えるのが嬉しいところ。

メリット:

  • DAスコアが簡単に見られる
  • Chrome拡張で操作が楽
  • 競合サイトの調査にも便利

デメリット:

  • 無料版は機能制限あり
  • Ahrefsに比べるとデータ更新頻度がやや遅め

競合比較で“自社の立ち位置”を把握しよう

ツールを使ってドメインパワーを測ったら、ぜひ競合サイトと数値を比べてみてください。
同じキーワードで戦っているライバルがどのくらいのパワーを持っているかを知ることで、自社がどの位置にいるのか、どんな対策が必要かが明確になります。

「うちのパワーはまだ20台。なのに競合は60以上…」なんてこともあります。でも、そこからがスタート。次のブロックでは、「ドメインパワーをどうやって高めていくか?」について、具体的な方法をお話しします。

ドメインパワーを高めるためにできること

「うちのサイト、ドメインパワーが思ったより低かった…」と落ち込む必要はありません。むしろ、これからどう伸ばしていくかが大事です。
ドメインパワーは“育てる”もの。ここからが本番です!
では、具体的にどんな対策ができるのか?
大きく分けて、以下の3つがカギになります。

1. 高品質な被リンクを獲得する

ドメインパワーを決める最大の要素はやはり「被リンク」です。
ただし、数ではなく質が重要。無理やり量を増やしても、低品質なサイトからのリンクばかりでは評価されません。

理想的なのは、次のようなサイトから自然な形でリンクをもらうこと:

  • 官公庁や教育機関など信頼性の高いドメイン
  • 業界内で影響力のあるメディア
  • 自社のサービスや情報に本当に関心を持ったブログ

たとえば、自社が提供しているノウハウをPDF資料として無料公開し、それが他社のブログなどで紹介された場合、それは自然で“質の高い被リンク”になります。

2. 相互リンクの活用は慎重に

昔から使われてきた手法として「相互リンク」があります。お互いにリンクを貼り合うというものですね。
ただし、これはやり方次第でSEO的に逆効果になるリスクもあります。
Googleは「不自然なリンク交換」をペナルティ対象とみなすケースがあるからです。

とはいえ、業務提携先や取材記事の紹介など、自然な文脈での相互リンクであれば問題なし
むしろ、業界内でのつながりを強める手段として、有効に機能することもあります。

ポイントは、「ユーザーにとって意味のあるリンクかどうか」。
機械的なリンク交換ではなく、あくまで読者目線で価値ある導線を設計しましょう。

3. 良質なコンテンツで“自然リンク”を生み出す

一番地道で、一番強いのがこれ。
人から紹介されるようなコンテンツを自社サイトで発信することです。たとえば以下のようなものが有効です:

  • 業界データやアンケートをまとめたレポート記事
  • 専門的なノウハウをわかりやすく解説したコラム
  • オリジナルの事例紹介やインタビュー記事

こういった情報は、同業者のブログやニュースサイト、SNSなどで引用されやすくなります。
自然リンク=SEOにもっとも効く“本物の評価”として、ドメインパワーをぐんと引き上げてくれます。

ドメインパワーは、いわば「積み重ね型の資産」。
一夜で劇的に上がることは少ないですが、地道な努力が確実に実を結びます。

次のブロックでは、そうした努力をどうサイト全体の運営に活かしていくか、「長期的にサイトパワーを育てる運用戦略」についてご紹介していきます。

“サイトパワー”を育てる長期的な戦略

ドメインパワーは一度上がれば永久に維持されるもの…ではありません。
検索エンジンの評価基準は変化し続けており、継続的な運用と改善が欠かせません。
つまり、サイトパワー”は「育てるもの」なのです。

ここでは、ドメインパワーを維持・向上させるための長期的な運用ポイントをお伝えします。

1. コンテンツは「広く浅く」より「狭く深く」

ドメイン全体の評価を上げるには、単発の記事だけでなく、サイト全体の専門性や一貫性が重要です。
あれもこれもとジャンルを広げるよりも、一つのテーマに特化した内容を深堀りするほうが、検索エンジンに評価されやすいです。

例えば、WEBマーケティングについての記事が多いサイトなら、「SEO」「広告」「SNS」などサブテーマを設け、それぞれに深みのある記事を複数展開していくのが理想です。

2. 内部リンク設計で“ページ同士の力”を伝える

「被リンク」は外からの評価ですが、内部リンクは自サイト内でできるSEO対策のひとつ。
関連する記事同士をしっかりつなぐことで、検索エンジンに「このページは重要」と伝えることができます。

また、強いページから新しい記事へリンクを送れば、SEOパワーの受け渡し(リンクジュース)ができ、全体の評価を底上げできます。

3. 更新頻度と品質を両立させる

放置されたサイトは、どれだけ過去に評価されていても徐々に検索エンジンからの信頼を失います。
逆に、定期的に更新があるサイトは「今も生きている」と評価されやすいです。

ただし、頻繁に更新しても内容が薄ければ意味がありません。「質の高い情報を、継続的に発信し続ける」というスタンスが、長期的には最も強い武器になります。

4. 被リンクの分析と戦略的なアウトリーチ

記事を公開したら終わり…ではなく、どこからリンクされているのか、どのページが評価されているのかを定期的に分析しましょう。AhrefsやGoogle Search Consoleを使えば、リンク元の傾向が見えてきます。

また、業界メディアへの寄稿や、SNS・プレスリリースを活用したアウトリーチも、自然なリンクを増やす仕掛けの一つです。
あくまで「価値ある情報を提供すること」が前提ですが、情報発信の機会は積極的に作っていきましょう。

5. 「ホームページは資産」という意識を持つ

ドメインパワーは、いわば企業の“デジタル信用スコア”。SNSや広告が一過性の施策なのに対し、ホームページは積み上げていける“資産”です。

短期的な数字だけを追うのではなく、「5年後、10年後にも活きるサイトを育てる」という気持ちで、コンテンツや被リンク、構成すべてに丁寧に取り組んでいくことが、最終的には一番の近道です。

【まとめ】ドメインパワーは“育てる資産”。SEOの土台を整えよう

「検索順位を上げたい!」そんなとき、まず見直すべきなのが「ドメインパワー」。
これは、あなたのホームページが検索エンジンからどれだけ信頼されているかを示す、いわば“サイトの強さ”を数値化した指標です。
評価の鍵を握るのは、被リンクの質と量。ただリンクが多ければいいのではなく、「どんなサイトから」「どんな文脈で」リンクされているかが重要です。

このドメインパワーは、無料ツール(パワーランクチェックなど)や有料SEOツール(AhrefsやMoz)で数値を可視化できます。調べてみると、思ったより低かった…というケースも少なくありませんが、そこがスタート地点。コンテンツの質を高めたり、信頼性のあるサイトから自然なリンクを得たりといった工夫で、パワーは確実に育てていけます

特に重要なのは、内部リンクの最適化やサイト構造の整理、定期的な更新など、地道な運用を続けること
ドメインパワーは1日で上がるものではありませんが、積み上げることで全ページの検索順位が底上げされ、結果として安定したアクセスと信頼を得ることができます。

SEOはテクニックではなく“信用の積み重ね”。
あなたのWEBサイトも、「一つの資産」としてじっくり育てていきましょう。

記事執筆

名古屋のホームページ制作・看板デザインは株式会社ゾッド

デザイン事務所ZoDDo(ゾッド)

名古屋を拠点にホームページ制作、看板デザインを始め広告制作を行うデザイン事務所です。WEB・ホームページ制作を自社で制作するので、価格を抑えながらクオリティの高いWEB制作が可能です。WEBマーケティングからSEO対策についても幅広い知見があり、多くの企業やお店、医療機関のWEBコンサルティングを実施しています。

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