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日本人にとって身近な飲み物と言えばなんですか?
コーラ?サイダー?麦茶?いえいえ・・緑茶でしょ!
と言うことで先日、お茶の名産地、静岡県へ仕事で行ってきました!
食品加工会社さんの広告物の打ち合わせに行ってきたのですが、帰り道に茶畑がありました。
茶畑のオーナーさんとお話しさせて頂く事になり、お茶の美味しい飲み方と効果について聞いてきました。
海外の方にも緑茶って人気だよね。
目次
緑茶のおいしい飲み方
緑茶のおいしい飲み方について、茶畑のオーナーさんに聞いてみました。
緑茶も、麦茶も、紅茶も烏龍茶も同じ茶葉から抽出します。
なので、共通して美味しく飲むには「温度」と「時間」がポイントになるそうです。
お茶を入れる湯呑みにお湯を注ぐ
急須に沸騰したお湯を入れたら、急須のお湯を人数分の湯呑みに入れます。
しばらく待ち、少し温度が下がった湯呑みのお湯を再度、急須に入れます。
(急須に戻したお湯をまた使用します。)
これはおいしいお茶を飲むポイントになります!
沸騰したお湯はお茶の甘みを飛ばしてしまう原因に
茶葉を高温のお湯を注ぐと日本茶特有の甘味・渋みが飛んでしまう原因になります。
一度、湯呑みに注ぎ、少し冷ましたお湯を使うことでお茶の旨みを抽出できる適温でお茶を入れることができます。
じっくり甘味と苦味を抽出する水出し緑茶
茶畑のオーナーからお薦めされたのが水出しです。
わざわざお湯を沸かして、急須に戻してなんて面倒な事が嫌な方。
冷蔵庫からサッと出しておいしい緑茶を飲みたい方には水出し緑茶が良いそうです。
水(できればミネラルをーター)に緑茶を入れて、6時間〜8時間放置すれば水出し緑茶の完成だそうです。成分が沈殿するので、湯呑みやコップに注ぐ際は軽く振って、沈殿した成分が均等になってから注ぐそうです。
冷たい緑茶と温かい緑茶って味が違いますよね。
緑茶はダイエットにも美容にも効果的!
紅茶や烏龍茶も良いですが、緑茶は美容とダイエットに効果的だって知ってました?
お話を聞いた茶畑の方々は風邪を引いたら日本茶の茶葉を食べて治すそうです。
(本当に風邪に効果あるのかは分かりませんが・・。)
殺菌・抗酸化作用があるカテキン
お茶の渋み・苦味はカテキンという成分が原因です。
このカテキンには動脈硬化・がん・高血圧など最近増えている生活習慣病に効果的だと言われています。また、殺菌作用があるので感染症予防にも良いと言われています。
(風邪予防はこの成分かな?)
リラックス効果のあるお茶の旨み成分テアニン
緑茶の旨み成分がテアニンというものです。
このテアニンはグルタミン酸誘導体であり、脳に対する保護作用、神経伝達物質への影響、短期ストレス時の軽減効果などが報告されていることから、テアニンを長期間摂取した場合の抗ストレス効果が期待されています。
実は緑茶はミネラルが豊富
緑茶と言えばカテキンやテアニン、ビタミンCが注目されますが、実はフッ素、亜鉛、マンガンなどミネラルが豊富なんです。ミネラルは骨や血液の構成素材となるので体に必要不可欠な栄養素です。
ダイエットに効果がある成分がセットで含まれている緑茶
緑茶はダイエットにも効果的です。
緑茶の成分に含まれているカテキン・カフェインはダイエットに対しては相性がよく、研究でカフェイン単独と比較してエネルギー消費量が 4% 増加することもわかっています。
なぜ、カテキンがダイエットによいのか。
現時点では便中の脂質排泄をうながしたり、血糖値を下げるインスリンの効きをよくしたり、コレステロールの減少を介して肥満作用に働くのではないかと考えられています。
緑茶は古来からずっと飲まれている日本の伝統的な飲み物です。
まだ医療が発達していなかった時代から飲まれ続けてきたのは、健康維持に効果的だと分かっていたからかもしれません。今回は静岡の広々とした茶畑で良いお話を聞く事ができました!